Self Awareness with Art
私は現在、アートセラピー(芸術療法)という分野で、評価のない世界で芸術を用いて自己を表現することで、心や身体にどの様にして癒しがもたらされるのかを探究しています。
昨年度で1年間の課程を終えることができ、一般の方へ向けてやっとアートセラピーを届けられることになりました。(ひとつの区切りとして)
心身に問題を抱えている人へどの様にアートセラピーが働くか、クリニカルな分野では今後、実習が始まるので継続して勉強が続きます。
私は美術大学出身なので、その為に心理学の基礎を学ぶ為通信制大学で改めて単位を取得しました。
臨床芸術療法士としてより多様な人々へ適切なアートセラピーを提供できる様になることを目指しています。
そもそも私は、子どもの頃から絵を描いたり何かをつくるといった行動に多くの時間を費やしてきました。
それはたぶん好きだったからなのでしょうけれど、その時感じていた "好き" の感覚が私に何をもたらしてくれたのか知りたくて。
芸術療法の世界を探求しはじめ、最近ひとつわかったことがありました。
私はどうやら “不安” という感情が強い子供時代であった様で(自分ではあまり気がついていませんでした)、その思考のパターンや物事に対する感じ方、捉え方はいつしか癖になり、成長と共に無意識深くまでに根っこが生えていった様で、長らくずっと付き合って生きてきました。
そう感じるのは当たり前。
それが私。
それがあるから私がある。
それがあったから成長できた。
いつからかそんな風に信じる様になり、自ら "不安" を選択して、握りしめていました。
それは次第に自分を守る矛であり、時には剣の様に。
強くなる為の道具だと思い込んでいました。
一番欲しい"何か"を得るためには、剣や矛が必要なんだと両手に握りしめて、周りを見渡し欲しい"何か"を外の世界へ探し求めていたのです。
でも真実は、
矛や剣を握りしめながら、喜びが満ち溢れることはない。
ということに私は気がついていなかっただけなのです。
けれど唯一、子どもの頃絵を描いていたあの時間、あんなものこんなものを工夫して創っていたあのひと時には、私が感じていたのは “安心感” でした。
長らくその感覚を “安心感” という言葉に言い表わすことすらできませんでしたが、芸術療法の世界で表現することで自己を探求していくと、そのとても安心するような感覚に改めて出会い、生きる上でとても大切な感覚をまた私の中に見つけることが出来た様に感じました。
矛や剣をどこかへ置き捨てたら、
一番欲しかった "安心" は実は私の中から湧き出ているものだと実感したのです。
心の内側を探究していくと、自分にとっての揺るぎない安全基地のような場所を見つけることがあります。
そこは自分を癒し、創造する勇気を思い出させてくれる様な、全ての源のような安心をくれる場所。
芸術は、時にそんな場所まで私たちをやさしく辿り着かせてくれます。
芸術療法の世界の奥深さは輝きながら拡がっていて、私は圧倒されながらも謎解きの様に楽しんで学ばせてもらっています。
アート表現を介して自分自身と、皆と安心して居られる、そんな環境を創りたい🌳🌳🌳
そんな思いで、
<ARt LivinG あーとりびんぐ>
という活動の中で、培ったことをシェアできる機会をつくっていきます。もちろんヨガも。
自分を土台にしたアートベースリサーチを兼ねて、アートとの対話やインナーワークの記録のようなものをなかばさらけ出してますので、ぜひフォローしていただけたら嬉しいです。
インスタアカウント @artliving_naeko.s
https://www.instagram.com/artliving_naeko.s
近く、ARt LivinG にてアートセラピー無料体験会できたらと思っております🌱
最後までお読みくださりありがとうございます。
ブログにて書く力を高めたい!
芸術療法普及のために伝える力を養いたい!
と思っております^^
最初の投稿でした🖍
ARt LivinGあーとりびんぐ
Luisa Naeko🌱